私達のデート②
夏のある日
あなたの地元にある高層ビル
そこの最上階のロビーが開放されて期間限定でお酒を飲みながら夜景を見れる催しが‥‥
◆ここ一緒に行きたいんだよね
◇えっ!
モロ地元じゃない💦
大丈夫なの?
◆家はここからバスだし
入るときは別々で入れば大丈夫だと思うけど…
◇そうだね
中入って知ってる人いなかったらそこで合流しよう
今思うとすごく危険なことしてたな💦
私だってここは地元の近く
あなたと一緒で、私もどうかしてたな
結局、お客さんは3組しかいなくて
それもお互い知らない人達…多分
夜景を見るので、中は暗いし背中を向けてるから大丈夫そう
他にいるお客さんからできるだけ離れて端の方へ
初めは普通に飲んでお話してた。
鞄の中からあなたが旅行のパンフレットを取り出す
◆俺って馬鹿みたいたから、こういうの見て、茉莉花と妄想旅行してる(笑)
◇そうなの(笑)
でも、一緒に行けるといいよね😄
◆そうだね😊
スタンドテーブルの上に置いた私の手にあなたの手が重なる
あなたがキョロキョロ周りを見渡し顔を近づけてくる
後ろからなら、顔を近づけて話している風にしか見えないかな‥‥
軽く唇を合わせる
離れたと思ったらまた、顔を近づけてきて、舌を絡めてのディープキス
夜景越しに窓ガラスに映る二人
きっと私は、世界で一番幸せな顔をしているんだろうな‥‥
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